細かな点を改善しながら「お客様の感動が私たちの喜びです」という企業理念を現場で実行
私たちグッドハート㈱では毎週会議で「今週どんなことをしてお客様に喜んでいただいたか?感動していただいたか?」を発表しています。
今週は設備職人の益田から「土曜日、内田さん担当のN様邸でトイレ交換工事の後、クイックルワイパーで掃除して喜んでいただきました。」と発表がありました。 以前は最後に掃除機や雑巾で掃除していましたが、最近「お客様によっては雑巾を不潔だと感じる人がいるのではないか?クイックルワイパーの方が清潔感があるのではないか?」との意見が出て、実行したところお客様にも好評です。
細かな点を改善しながら「お客様の感動が私たちの喜びです」という企業理念を現場で実行しています。 最後の掃除を徹底して行えるのも自社の正社員の職人がいることのメリットです。 さて、今回は「自社の正社員の職人採用は差別化につながるのか?売上アップに貢献できるのか?」について書きたいと思います。 経営で大切なのは「他社との差別化」だと思います。 他社との違いがなければ価格競争になってしまい、利益を出すことは難しいと思います。 ですから「自然素材」や「構造」や「デザイン」などでしっかり他社との差別化ができている会社は利益が出せていると思います。 私がお勧めしたいのはそういう「他社との差別化」ができている会社が「正社員の自社職人」によってさらに差別化を行うことです。 お客様にとって、「正社員の自社職人」がいることのメリットのひとつに「アフターメンテナンス」があります。 特に地震や台風などの災害時のメンテナンスの際、自社の職人が活躍します。
私たちは2016年の4月に発生した熊本地震の話をよくします。 最大震度7の熊本地震によって多くの家が被害を受けました。大きな災害が来ると、一気に職人不足が起こります。 地震発生直後から私たちの会社の電話は鳴りっぱなしになりました。すぐに「新規のお客様からの修理依頼はすべてお断りして、まずはこれまでのOB様のところに行こう」と決断しました。 大工・瓦・板金の職人さんは圧倒的に不足しました。それまで15,000円だった職人の日当が最大40,000円になりました。 40,000円の日当でも職人の手配ができなくなって、自社の職人がいない会社のお客様は屋根がくずれて雨漏りしていても修理してもらえない状態が発生しました。 私たちグッドハートには当初から正社員の職人がいましたので、少しずつですが修理に伺い、半年後にはOB様からの依頼を終わらせ、そこからは新規のお客様からの依頼を受けました。 半年経っても屋根の修理ができていない方がたくさんいらっしゃって修理に伺うと本当に感謝されました。 私たちは「災害時のメンテナンスは地元の工務店の責任」であると考えます。
ですから、自社の正社員の職人の採用は、災害時のメンテナンスにおいて大いに活躍しますし、そのことを伝えることで他社との差別化につながります。 工務店やビルダーの口コミサイトには多くの悪口が書かれていますが、「アフターメンテナンスをしてくれない」「地震の時に来てくれなかった」「アフターメンテナンスの金額が高い」といったアフターメンテナンスに対する苦情や書き込みが目立ちます。 実は工務店やビルダーを選ぶ際に「自社の職人がいるかどうか?」を判断基準にするお客様はほとんどいません。 しかし、災害時のアフターメンテナンスの話をすると一定数のお客様は自社職人がいることの大切さに気付いていただけます。 このブログを読んで、工務店やビルダーの経営者が「災害時に自社のお客様を守るためにも自社の正社員の職人を採用しよう」と考えてくれて、職人の生活と地位の向上につながっていけばいいなと思っています。
追記1:私たちグッドハートの営業は必ずこの「自社職人がいることの大切さ」を伝えます。新築に参入して3年目の今期、24棟の新築工事が完工できたのも自社職人の採用のおかげだと思っています。なによりもお客様の満足と感動につながります。
追記2:自社の正社員の職人の採用に興味がある方は個別にご連絡ください。ぜひ情報交換をしましょう。必ず差別化と売り上げアップにつながります。職人の生活と地位の向上は私たちのミッションですから情報はすべて無料で公開させていただきます。
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